4月26日OA放送後記
昨夜も放送をお聞きいただきありがとうございました。
こんにちは、放送作家のアベヒロコです。
今週お招きしたのは、青山フラワーマーケットを国内外に展開する会社、パークコーポレーションの井上英明(いのうえ・ひであき)さん。

なんと、現在国内に120店舗、パリとロンドンに1店舗ずつ、そしてティールームやスクールを含めると126店舗もあるそうです。
青山フラワーマーケットをはじめて体感したときは、とても驚きました。なぜなら、お花屋さんにあるはずのものが、全くナイ!のですから。
実はわたしの叔父はお花屋さんを営んでいて、よく遊びに行っていたのでお花屋さんの光景は見慣れていたんです。が!青山フラワーマーケットにはじめて行ったとき、何かが違う!と違和感を覚え・・・店舗内を見渡したら・・・所狭しと大小さまざまな花々が、ガラスの瓶や和陶器に飾られているものの、花用の大型冷蔵庫がなかったんです!
冷蔵庫に入れていれば、確かに花持ちはよいでしょうが、花そのものの香りはなかなか伝わってこないですよね。そういう生きた感覚を伝えるには、冷蔵庫ナシのほうがよいんでしょうね。とても画期的です!
その後も、いろんな場所の店舗に行ってみましたが、花のラインナップが微妙に異なっていることに気づきました。
井上さんによると、街ごとに住む人が違うし、住む人が違えば、花の用途や飾る場所、その空間の大きさ、持っている花瓶の大きさも異なるので、店舗ごとに仕入れを変えているんだそうです!(しかも、その仕入れの裁量は各店舗に任せているそうです。)
・・・確かに!そう言われてみれば今でこそ当たり前だな、と思うのですが、創業当時からそれをやっているという、その「気づき」が素晴らしいですよね!
井上さんは、ご自身のアイディアや経験値のインプットのために、かつては「雲隠れ月間」というのを設け、一定期間出社しなかったそうです。
社長がいなくとも成立する会社であってほしいという願いと共に、ご自身の進化のために設けていたインプット月間。現在はなくしたそうですが、その期間には、大きな「気づき」がたくさんあるそうです。
アウトプットだけだと心身ともに疲弊しますし、伝えたいことも枯渇しますよね。個人の日々の成長が、会社のミライを創り上げているのだなぁと強く感じたエピソードでした。
みなさんはいかがだったでしょうか?
塩沼さんとのロンドン旅のエピソードも聞き逃せないですよ。なんとベッカムが・・・!!
そのお話は、ぜひradikoでお聞きくださいね。
https://radiko.jp/#!/ts/INT/20220426213000
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https://audee.jp/program/show/100000190
来週も、井上英明さんをお招きします。
それではまた来週♬